【香港スプリント】ダノンスマッシュ軽快!父に続く有終連覇へ視界良し
2021年12月09日 05:30
競馬
昨年の当レースを勝ち、ロードカナロアに続く父子制覇を達成。国内のG1ではなかなか勝ち切れなかったが、異国の地で悲願のタイトルを手にした。帰国初戦だった今年の高松宮記念もV。再び遠征した春のチェアマンズスプリントプライズはG1・3連勝を狙ったが6着に敗れた。安田隆師は「春に香港に遠征した時はレースの間隔も詰まっていたしオーバーワークになってしまった」と振り返る。
春は中3週での遠征競馬だったが、今回はスプリンターズS(6着)から中9週と間隔を空けて臨める。指揮官は「昨年と同様、ゆとりを持って臨めるレース。条件的には全く心配していない」と反撃に燃える。
ここがラストランとなり、来春からは種牡馬入りが決定。父も管理していた師は「ロードカナロアの子でG1を勝ってくれて思い入れの深い馬です。最後も勝ってくれて、父子で香港スプリント2連覇となればいいですね」と力を込めた。12&13年の当レースに連覇し、香港で引退した父の再現Vを狙う。