【中山カペラS】3番人気ダンシングプリンスが重賞初V 宮田敬介師は嬉しいJRA重賞初制覇
2021年12月12日 18:31
競馬
宮田師は開業2年目でうれしい初タイトル。「厩舎の初勝利もこの馬(20年4月5日中山6R)。いつも苦しい時に助けてくれる、厩舎のとっての宝物です」と満面の笑み。「体を起こして走れるようになり、今まで一番いい競馬をしてくれた。2番手でしっかり我慢して、メリハリの効いた走り。無理せず我慢して、じっくりやってきて良かった」と満足そうに振り返った。
この勝利で来年2月26日に開催されるサウジアラビアG3「リヤドダートスプリント」(キングアブドゥルジーズ競馬場ダート1200メートル)の優先出走権も獲得。宮田師は「あくまで馬次第だが、海外も(次走の)候補には入る」と夢は膨らんだ。ゴールの約20分後に発走した阪神JFでは、かつて調教助手として師事した国枝師が管理するサークルオブライフがV。「やっぱり師匠は凄い。僕も頑張ります」。師弟での同日重賞Vを喜びつつ、将来のビッグタイトル制覇へ思いをはせていた。