【フェアリーS】エバーシャドネー 無傷重賞Vへ鋭く伸びた!藤岡佑「条件問わない」
2022年01月07日 05:30
競馬
藤岡佑は「使って身のこなしが素軽くなっている。順調ですよ」と好感触。動きを見届けた父・藤岡師も「意図的に後ろから行ったし、時計は(他の2頭と)同じぐらいだったからね。前走が余裕残しだったから上積みはあるんじゃないかな」と仕上がりに満足げだ。
藤岡厩舎が管理する今年の3歳牝馬はデビューした8頭中6頭が勝ち上がり。厩舎にとっては16年ジュエラー以来となる桜花賞制覇を狙える布陣がそろった。その中でも新馬戦はキラリと光る勝ちっぷり。好位でスッと折り合い、危なげなく抜け出した。2着馬は次走で格上挑戦した1勝クラスの特別戦V。ハイレベルなメンバーがそろっていた。
手綱を託された息子も「初戦は重賞にチャレンジしていいと思える勝ち方だった。楽しみを持って行ける」と意気込む。舞台は中山に替わるが「スタートも良く、テンに行くスピードがある馬。折り合いも問題ないし、条件は問わない」とジャッジ。「桜花賞を目指したいし、ここで賞金加算できればローテも組みやすくなるから」と力を込めた。
藤岡佑は3月で36歳になる年男。今年最初の騎乗だった5日の中京9Rをいきなり勝ち、幸先のいいスタートを切った。「(年男は)全然、どうでもいいですが」と照れ笑いを浮かべながらも「頑張りたいです」と気を引き締めた。抽選突破の幸運を引き寄せ、重賞タイトルを狙う。