【京成杯】ホウオウプレミア強烈な伸び!Wコースでラスト10秒8 岩田康「ケチつけるところない」
2022年01月13日 05:30
競馬
「前走と比べても成長を感じる。道中も追いだしてからも、大人になりつつある。他馬と比べてもリラックスしているし、ケチをつけるところはない」。百日草特別2着から連続騎乗となる岩田康は、パートナーの着実な進歩を称賛した。前走は勝ったオニャンコポンを捉え切れずも、最速3F33秒1の切れ味で首差まで追い詰めた。「長く脚を使えるし瞬発力もある」。敗れはしたが、ポテンシャルは存分に示したレースぶりを高く評価する。
奥村武師も「反応が良かった。ウッドチップは得意な馬じゃないが、まだお釣りのある動きだった」と満足顔だ。3代母にエアグルーヴを持ち、19年セレクトセールで2億9160万円(税込み)の高値をつけた良血。陣営の期待は大きい。師は「まだ子供っぽい。もっとどっしり構えてほしい」。課題も挙げた上で「デビュー戦、前走と2回いい形で競馬ができた。馬の成長に合わせながらの調整だが、その中では順調に来た。強い相手にどこまでやってくれるか」と期待を込めた。春の大舞台へ道筋をつける重要な一戦だ。