【愛知杯】ルビーカサブランカ差し切りV!武豊36年連続重賞制覇
2022年01月16日 05:30
競馬
「あまりスタートがいい馬ではないが、今日はたまたま出てくれた。1番枠だったのでインを狙おうと思っていましたね。いい手応えで直線に向いて、きれいに前が空いたので一気に突き抜け、(最後は)我慢してくれという感じ。今後が楽しみです」
母ムードインディゴは09年府中牝馬Sの勝ち馬で、全兄ユーキャンスマイルは一昨年の阪神大賞典を含め重賞3勝を挙げる。期待の良血が5歳となり、本格化を迎えた。須貝師は「力をつけているのは確か。競馬が上手になっているし、今後はいろんな選択肢を考えたい」と期待を膨らませる。馬主・金子真人ホールディングス&須貝師といえば、昨年の桜花賞を白毛馬ソダシで制すなど競馬界を盛り上げた名コンビ。指揮官は「金子オーナーの馬で今年初重賞を獲れてうれしい」と喜びを口にした。休養を含めて次走は未定だが、今年の楽しみが広がる一戦となった。
◆ルビーカサブランカ 父キングカメハメハ 母ムードインディゴ(母の父ダンスインザダーク)17年4月17日生まれ 牝5歳 栗東・須貝厩舎所属 馬主・金子真人ホールディングス 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績20戦5勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億2812万円。馬名の由来は花の名前。