【尼崎・レディースVSルーキーズ】大接戦制してルーキーズV!個人戦は井上がイン逃げ優勝

2022年02月04日 05:30

ボートレース

【尼崎・レディースVSルーキーズ】大接戦制してルーキーズV!個人戦は井上がイン逃げ優勝
優勝カップを手にする個人優勝の井上忠政 Photo By スポニチ
 ボートレース尼崎の「レディースVSルーキーズバトル」は3日、第12Rで優勝戦を行い、井上忠政(25=大阪)がイン逃げ圧勝。昨年6月住之江以来となる通算4回目、尼崎では初の優勝を飾った。過去8回の大会で、男子の個人優勝は7回目。大激戦となった団体戦は、優勝戦でポイントを獲得したルーキーズ(白組)が38対31でレディース(紅組)に勝利し、通算成績を4勝4敗のタイとした。
 団体戦は連日ルーキーズが優位に運んで、最終日9R終了時点で、白組が7ポイントリードしていた。10R特別選抜B戦からは“ボーナスステージ”で、10Rはレディースが1、2着と上位を独占し、4ポイントを獲得してジワリ接近。そして11R特別選抜A戦では、男子にF艇が出て女子に8ポイントが入り、紅組が逆転。5ポイント差で迎えた優勝戦で、バトルの勝敗が決まることになった。

 ファイナルは“打倒同期”を狙った西橋が3カドに引いたが、これは不発。コンマ09で踏み込んだイン井上が「イメージ通り」の旋回で、まさに影をも踏ませぬ独走態勢を築いた。2コース渡辺が差し続き、5コースから握った中里が3番手を確保。あとは4~6着の結果で団体勝利が決まるとあって、後方は大激戦。3周1Mで外を回した佐藤が4着、差した高橋が5着で男子の勝利が決まった。

 個人優勝の井上は、節間8勝と圧倒的な決定力で「エンジン一本で優勝できました。たまには、こういうレースもできます」と表情を引き締めた。白組代表の栗城は「最後まで分からなかったので楽しかったですね。うれしいです」と優勝旗を手に団体勝利の喜びを口にした。

 ◇井上 忠政(いのうえ・ただまさ)1996年(平8)3月4日生まれ、大阪府出身の25歳。119期生として、2016年11月住之江で初出走。18年8月戸田で初優出、初優勝。通算25優出4V。同期は西橋奈未、実森美祐ら。1メートル73、52キロ。血液型B。

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