【クイーンC】プレサージュリフト豪快差しで重賞初V!桜花賞へ新星、JRA1200勝の戸崎「強かった」

2022年02月13日 05:30

競馬

【クイーンC】プレサージュリフト豪快差しで重賞初V!桜花賞へ新星、JRA1200勝の戸崎「強かった」
差し切り勝ちしたプレサージュリフト=手前(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 3歳牝馬重賞「第57回クイーンC」が12日、東京競馬場で行われ、2番人気プレサージュリフト(木村、父ハービンジャー)が豪快な差し切り勝ち。2戦2勝でクラシックがくっきり視界に入った。騎乗した戸崎圭太(41)は昨年アカイトリノムスメに続く2年連続V。これが節目のJRA1200勝目(史上29人目、現役15人目)となった。
 後ろ扉の閉まる音に驚きスタートは不発だったプレサージュリフト。しかし、戸崎は「外枠だったしゴチャゴチャしたくなかったので外へ。リズム良く運べた」と落ち着いていた。スペースのたっぷり空いた大外から加速するさまは、同舞台のデビュー戦と全く同じ。みるみると詰まる内スターズオンアースとの差。強烈な伸び脚で首差捉えたところがゴールだった。戸崎は「直線は手応え十分だった。伸びてからのフットワークが良かった。強かったですね」と賛辞を並べた。

 母シュプリームギフト(13年函館SS2着)、半姉オールアットワンス(21年アイビスSD優勝)と牝系は短距離色が強い。それでも戸崎は「テンションが上がることもなく、とても乗りやすい。筋肉の質もいいものがある」と説明。適性距離に幅を持たせたのは父ハービンジャーの血か。ゴール板まで伸び続けた2戦からマイル以上の距離でも楽しみは増す。

 「まだシャシー(体)が弱いし、現状ではあまり上手に競馬ができない」と課題を口にしたのは木村師。だが、裏を返せば才能だけでつかみ取った2連勝の価値は高い。次走は馬の様子を見てからになるが、その強烈な末脚はきっと世代の頂に届く。

 ◆プレサージュリフト 父ハービンジャー 母シュプリームギフト(母の父ディープインパクト)19年4月25日生まれ 牝3歳 美浦・木村厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4456万7000円 馬名の由来はバレエにおける高難度のリフトの一つ。

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