【クイーンC】プレサージュリフト豪快差しで重賞初V!桜花賞へ新星、JRA1200勝の戸崎「強かった」
2022年02月13日 05:30
競馬
母シュプリームギフト(13年函館SS2着)、半姉オールアットワンス(21年アイビスSD優勝)と牝系は短距離色が強い。それでも戸崎は「テンションが上がることもなく、とても乗りやすい。筋肉の質もいいものがある」と説明。適性距離に幅を持たせたのは父ハービンジャーの血か。ゴール板まで伸び続けた2戦からマイル以上の距離でも楽しみは増す。
「まだシャシー(体)が弱いし、現状ではあまり上手に競馬ができない」と課題を口にしたのは木村師。だが、裏を返せば才能だけでつかみ取った2連勝の価値は高い。次走は馬の様子を見てからになるが、その強烈な末脚はきっと世代の頂に届く。
◆プレサージュリフト 父ハービンジャー 母シュプリームギフト(母の父ディープインパクト)19年4月25日生まれ 牝3歳 美浦・木村厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4456万7000円 馬名の由来はバレエにおける高難度のリフトの一つ。