【とこなめ・G1東海地区選手権】磯部 2度目のG1制覇!“金言”くれた池田が無念のフライング…

2022年02月17日 05:30

ボートレース

【とこなめ・G1東海地区選手権】磯部 2度目のG1制覇!“金言”くれた池田が無念のフライング…
優勝旗を手にする磯部誠 Photo By スポニチ
 まさかの結末だった。「G1第67回東海地区選手権」は16日、12Rで優勝戦が争われ、磯部誠(31=愛知)が2回目のG1制覇を決めた。これでSGクラシック(3月16~21日、大村)の権利を獲得。圧倒的人気を背負った池田浩二は無念のFに散った。売り上げの約87%にあたる2億9153万7700円の大返還。池田は4月16日から30日のF休みに入り、休み明けから半年はG1に出場できない。SGには出場できる。
 複雑な表情が全てを物語る。優勝戦でのスタート事故。磯部が普段から慕っている池田が当事者だったことが何よりもつらい。

 本番は赤岩が前付けに出る。「絶対に2コースと決めていました」と言う磯部が突っ張った。エース候補の8号機も強烈にエスコート。終わってみれば、3日目後半から5連勝でのフィニッシュだ。

 「この優勝は浩二さんのおかげです。ボートは1つでも内。簡単にコースを譲っちゃいかんってグランプリの帰りに教えてもらったんです」

 池田への感謝を何度も口にした。“金言”がなかったら優勝はなかったという。

 「クラシックもだし、オーシャンカップも勝負駆けでした。あと、ダービー勝率がカツカツだったです」

 視線の先には地元とこなめダービーがある。今節のピンラッシュで勝率をかなり押し上げた。今年はSGの大舞台が多く待つ。まずは来月のクラシックで東海チャンプの威厳を示してもらいたい。

 【次走】優勝した磯部誠は3月7日からの若松G1全日本覇者決定戦で寺田祥、西山貴浩、永井彪也らと激突する。池田浩二と赤岩善生は21日からのびわこ一般戦に出場し、坪井康晴、菊地孝平らと対決する。伊藤誠二は22日からの芦屋G3企業杯に出場し、石川真二、白井英治らが相手。徳増秀樹は21日からの若松一般戦で吉川元浩、湯川浩司らと対戦。井口佳典は22日からの宮島一般戦で辻栄蔵、村田修次らと覇権を争う。

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