【オーシャンS】荻野極 ジャンダルムで悲願の重賞初V!愛馬とG1高松宮記念へ
2022年03月06日 05:30
競馬
課題克服が勝因だった。苦手だったスタートをクリアして楽に好位へ。母ビリーヴ譲りのスピードを持続して直線を向く。急坂を乗り越え、後続の急追もしのいだ。「理想のスタートを切れた。前回、先頭に立つのが早かったので、前に馬を置いて待つことを心掛けた」(荻野極)。池江師は「彼(荻野極)が乗るとゲートを(スムーズに)出てくれる。熱心にゲート練習に付き合ってくれていた。良かった」とねぎらった。
手にしたG1切符。指揮官は「無事だったら行きたいところ。(荻野)極でね」。初重賞から一気に頂点が見えてきた。
◆ジャンダルム 父キトゥンズジョイ 母ビリーヴ(母の父サンデーサイレンス)15年4月25日生まれ 牡7歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・前田幸治氏 生産者・米国のノースヒルズ 戦績26戦6勝 総獲得賞金2億4215万2000円 馬名の由来はアルプス山脈の名峰「アイガー」の絶壁の名。