【第130期修了記念競走】中山 三重支部3人目のチャンプ!4艇Fの波乱も冷静に逃げた

2022年03月25日 05:30

ボートレース

【第130期修了記念競走】中山 三重支部3人目のチャンプ!4艇Fの波乱も冷静に逃げた
優勝した中山(右)と2着の高橋         Photo By スポニチ
 ボートレースの「第130期選手養成修了記念競走」が24日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われた。レースは濃霧のため第1Rから発走時間を遅らせて争われ、5Rの「養成所チャンプ決定戦」は4艇Fのアクシデントがあった中、中山翔太(18=三重)がイン逃げで優勝を果たした。修了生は男子21人、女子6人の27人。5月から全国各地でデビューする。
 勝率トップの集中力で先マイに持ち込んだ。濃霧で視界が悪く、当初の発走時間よりも遅らせて争われたチャンプ決定戦。スタート展示はなく、進入は5号艇の高橋龍治が前付けに動いて125・436。初めてとなる4艇Fというスリット隊形から中山は冷静に優勝をもぎ取った。

 「起こしは少し早いと思って放ったのが良かった。リーグ戦では感じたことのない緊張感だったが同期の声援で頑張れた。自分の中ではいいターンができたと思う」と振り返った。

 リーグ戦3回の優勝、勝率7・65は共にトップの成績。持ち味はターンのスピードで「自信を持っているのは旋回力。最近はスタート勘も合ってきた。整備はまだまだ学ぶことが多いですね」と話す。センスに磨きをかけ順調にステップアップしてきた。

 三重支部からは96期の新田雄史、114期の松尾拓以来3人目のチャンプ。「まずは水神祭です。練習を積み重ねていきたい。将来は井口佳典選手のように、若い時からスタート、旋回力があって勝てる選手になりたい」と目を輝かせる。5月1日からの津でプロデビュー。井口の背中を追い、三重のスピードスターを目指す。

 ◇中山 翔太(なかやま・しょうた)2004年(平16)1月24日生まれ、三重県津市出身の18歳。リーグ戦第2、3、6戦で優勝し勝率7・65をマーク。座右の銘は「目標を超える」。1メートル68、53キロ。血液型O。

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