【大阪杯】器用なウインマリリン「好位」から2強撃破へ!6年連続で4角5番手以内が制覇
2022年03月31日 05:30
競馬
鞍上には約2年ぶりに松岡が戻ってきた。クリノプレミアムで制した先日の中山牝馬S。レース前に「明確な逃げ馬(ロザムール)がいればレースを組み立てやすい」と話していた通り、15番人気の馬を見事にエスコートした。ここもどちらが先頭かは別にしてジャックドールかアフリカンゴールドの1、2番手が濃厚。その後にエフフォーリア、レイパパレ、ウインマリリンなどが続きそうだ。松岡は「エフフォーリアが動くなら付いて行くし、動かないのであれば先に動いて(ジャックドールを)捕まえに行く。G1なので勝ちに行く競馬で乗りたい」とイメージを固めている。細かい作戦を決められるのも、ウインマリリンの器用さ、反応の良さゆえだ。
後は枠番。松岡が「内、内を通って(ジャックドールの)後ろに」と話せば、藤井助手も「外枠から脚を使いたくないのでスッとインに入りたい」と内枠を熱望。マリリンの重賞3勝(20年フローラS、21年日経賞、オールカマー)はそれぞれ3、4、1番枠。少しの運が味方をすれば、2強撃破の可能性は十分に出てくる。