【大阪杯】エフフォーリアは初の惨敗 横山武「1週前追いも重くてメリハリが無かった。それがモロに出た」 2022年04月03日 17:48 競馬 <大阪杯>9着に敗れたエフフォーリア(撮影・渦原淳) Photo By スポニチ ゴール前の接戦にエフフォーリアの姿はなかった。単勝オッズ1.5倍の圧倒的に1番人気に支持されたが9着。中団で流れに乗ったかに見えたが、勝負どころで鞍上が激しく手綱を動かしても反応がない。直線に向いても、いつもの力強い末脚が繰り出されることはなかった。 横山武は「普段は金曜、土曜に乗れているが、今回は(金曜輸送で)乗れなかったので返し馬でピリッとさせようとしたが、この馬らしくなかった。早めに踏んで行きたかったが、道中動ける余裕が無かった」と回顧。「1週前追いも重くてメリハリが無かった。それが今回モロに出た感じです」と調整過程に敗因を求めた。 鹿戸師は「ゲートもうるさくて、上手くリズム良く出られなかった。ちょっと分からない。騎手は重苦しい動きと言っていたし、追走に手間取っている感じだった」と首を捻った。 初の完敗となったが、決して力負けではないはず。ファンは強いヒーローの帰りを待っている。