【競輪選手養成所卒業記念】畠山ひすい完全V!圧巻の逃げ切り「最初から先行で戦おうと決めていた」
2022年04月06日 05:30
競輪
函館競輪のホワイトガールズプロジェクト出身。北海道の所属選手を養成するために選手会が中心となって立ち上げたプロジェクトで自転車のいろはを覚えた。叔父に元プロのサッカー選手がいる血筋。中高とサッカーやバスケットボールで鍛えた能力は自転車ですぐに開花。適性で入所すると在所4位の好成績を収めた。「養成所では脚をつけることが目標。その目標のために先行をやっていた」。脚力アップが目的だった先行策を大一番でも貫き最高の勲章を手にした。
憧れの選手はガールズケイリンのトップレーサー児玉碧衣。「自転車を始めていない頃からでも強いのは知っていた。それくらい強い選手になりたい。そしてガールズグランプリを勝ちたい」。北海道に現れた新星はでっかい夢に向かって走り続ける。
◇畠山 ひすい(はたけやま・ひすい)2002年(平14)5月27日生まれ、埼玉県川口市出身の19歳。私立遺愛女高卒。師匠は盛田将人(北海道・92期)。1メートル64、63キロ。血液型O。