【マーメイドS】一撃を予感させるステイブルアスクが軸
2022年06月14日 05:00
競馬
![【マーメイドS】一撃を予感させるステイブルアスクが軸](/gamble/news/2022/06/14/jpeg/20220614s00004000103000p_view.webp)
【ハンデ】過去10年でトップハンデの勝利は13年マルセリーナ(56キロ)だけ。連対はこの馬と20年2着センテリュオ(55キロ)しかいない。毎年、苦戦を強いられている。重量的には53キロが4勝でトップ。51キロが2勝、50キロも2勝で続く。54キロ以上のハンデを背負う馬は押さえにとどめたい。
【臨戦】18年アンドリエッテから4年連続で前走・3勝クラス組が勝ち、しかも4頭全てが前走で負けていたため格上挑戦だった。芝・中距離の3勝クラスで上位争いしていれば、あとはハンデの後押しで通用する。
【脚質】昨年はハンデ50キロを生かした藤懸騎乗の10番人気シャムロックヒルがまんまと逃げ切り勝ち。2着は4コーナーを13番手で回ったクラヴェル。波乱演出は前々で立ち回っての粘りか、19年Vサラス(4コーナー15番手)のような追い込みタイプ。好位~中団からだと案外、伸び切れない。逃げか追い込みか、極端な脚質の馬を積極的に狙いたい。
【結論】除外対象を除き、前走が芝の3勝クラスなのはヴェルトハイム、ステイブルアスクの2頭。ステイブルアスクは3走前に派手な追い込みで2勝クラスを勝ち上がった。あれはダートだったが芝の前走・シドニーTでもメンバー最速の上がり3F33秒3をマークした。一撃を予感させる。ハンデ的にも51キロと恵まれ、軸はこの馬だ。 (データ班)