柴田未崎 今月末で引退「最高の時間過ごせた」
2022年06月23日 05:00
競馬
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表舞台を退いた後、兄・大知が11、12年中山GJ(マイネルネオス&マジェスティバイオ)、13年NHKマイルC(マイネルホウオウ)でG1制覇。その活躍に刺激を受け、2度目の騎手試験に合格して14年に騎手復帰。「11年に引退した時は不完全燃焼というか、流れでやめてしまった。奥さんが“まだ続けて”と背中を押してくれたことも大きかったです」と振り返る。
ラストウイークは阪神日曜12R・リボン賞のハクサンライラックなどに騎乗する。「成績は伴わなかったけど、最高の時間を過ごせました。やりきったという感覚はあります」。ジョッキー生活はあと少し。これからは裏方として競馬を支える。
◇柴田 未崎(しばた・みさき)1977年(昭52)6月18日生まれ、宇都宮市出身の45歳。96年に美浦の高木嘉夫厩舎からデビュー。畠山吉宏厩舎、復帰後は斎藤誠厩舎を経て、15年に栗東でフリーとなった。18年から飯田雄三厩舎に所属。JRA通算3171戦94勝。思い出の馬はデビューから主戦を務めたフレンドリーエース。99年スイートピーSを制し、オークス(16着)に出走した。