【英G1サセックスS】バスラットレオン粘って健闘4着 世界ランク1位バーイードが無傷の9連勝
2022年07月28日 05:00
競馬
昨秋から米国、サウジアラビア、ドバイと世界を席巻する矢作厩舎。今回の欧州遠征は僚馬のキングエルメス(9日の英G1ジュライC11着)と2頭で異国の地に乗り込んだ。師は「今回に関しては挑戦」と強調していたが、挑戦なくして成功なし。順調なら次走には仏G1ジャックルマロワ賞(8月14日、ドーヴィル芝1600メートル)を予定。この経験を糧に反撃を狙う。
▼矢作師 なんとか3着に粘れと思ったけど、それでも良い競馬はしてくれました。日本馬向きの硬めの馬場になったのも良かったと思います。バーイードだけは強かったけど他とはそう差はなかったので、次のジャックルマロワ賞が楽しみです。
▽サセックスS 1841年創設、英国伝統のマイル戦。舞台となるグッドウッド競馬場は英国南部にあり、「世界で最も美しい競馬場」の一つとして親しまれている。当競馬場で行われるG1ナッソーSは19年に日本馬ディアドラが制したが、サセックスSへの日本馬の参戦は初めて。過去の勝ち馬には00年ジャイアンツコーズウェイ、02年ロックオブジブラルタル、11&12年フランケルなど歴史的名馬が並ぶ。