【WASJ】武豊の凄さ物語る30年ぶりV 92年には「生まれていない人も」悲願の凱旋門賞制覇へ弾み

2022年08月28日 17:17

競馬

【WASJ】武豊の凄さ物語る30年ぶりV 92年には「生まれていない人も」悲願の凱旋門賞制覇へ弾み
WASJで優勝した武豊(中央)、2位の川田(左)、3位の松山(撮影・千葉茂) Photo By スポニチ
 北の大地でスーパージョッキーの腕が冴えわたった。札幌で「2022ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が3年ぶりに開催され、武豊がWASJとしては初優勝。前身のワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)を含めると92年以来、30年ぶりに頂点に立った。
 表彰式で満面の笑みを浮かべ53歳は、金メダルと賞金300万円もゲット。「凄くうれしい。このシリーズは2位(過去に8度)が多かったし、久しぶりに優勝できて良かったです」と振り返った。

 27日の第1戦をメイショウツツジ(牝4=南井)で制し、第2戦はアサケレディ(牝4=大橋)で3着。この日の10R・第3戦(ダート1700メートル)はラブスピール(牝5=森田)が競走除外となったものの、規定により6ポイント追加。12Rの最終第4戦(芝1800メートル)はカフジアスール(牡4=中竹)で2着とし、合計71ポイントで制した。

 優勝が懸かった第4戦は松山、川田との三つ巴に。川田の騎乗馬が1番人気に支持されていたため、武豊は「最後はただただ、川田君をターゲットにしていました(笑い)」とし、きっちりと先着した。

 前身のWSJSを含めると30年ぶりのV。今回の参加ジョッキーを見渡し「(30年前は)まだ生まれていない人もいる」と言う。時を経て、トップを走り続けていることが不世出のスーパージョッキーたるゆえんだ。

 今年は日本ダービーをドウデュース(牡3=友道)で史上最多6度目の優勝を果たし、ジャパンダートダービーもノットゥルノ(牡3=音無)で制して芝&砂でダービーV。充実の22年、ドウデュースでの悲願の凱旋門賞(10月2日)制覇へ、勢いは止まらない。

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