【アルゼンチン共和国杯】キラーアビリティ 再起の秋 春クラシック不発から立て直し

2022年10月31日 05:17

競馬

 秋の新潟シリーズが終了し、今週は東京、阪神、福島の3場開催。G1はないが重賞4競走の豪華版だ。東京は伝統の長距離ハンデ重賞「第60回アルゼンチン共和国杯」が日曜のメイン。15年ゴールドアクター、16年シュヴァルグラン、17年スワーヴリチャードと近年も、のちにG1を優勝する馬が勝ち上がっている出世レースだ。
 注目はただ1頭のG1馬キラーアビリティ。昨年のホープフルSを3番手から抜け出して快勝。春のクラシックは皐月賞13着→ダービー6着ともうひとつだったが、じっくり立て直して古馬相手のG2に照準を絞った。ダービーで距離にもメドが立ち、3歳だけに極端に重いハンデにはならないはず。父ディープインパクト譲りの瞬発力を生かし、G1再進出のきっかけをつかみたい。

 古馬も実力派が集結。オールカマー5着のテーオーロイヤルは今春の天皇賞3着。2月のダイヤモンドSで重賞初Vを飾った得意の東京で重賞2勝目に挑む。ヒートオンビートは今年の重賞5戦は全て掲示板入りと抜群の安定感。今回の東京2500メートルは昨年の目黒記念で2着がある。7歳馬ユーキャンスマイルは前走・新潟記念2着と健在をアピール。長距離巧者のボスジラも上位争い十分だ。

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