【小倉・競輪祭】井上、郡司が中心も穴は復調の三谷　吉岡、真杉の先行を佐藤慎差す　

2022年11月22日 05:00

競輪

　【“鬼脚”井上茂徳　“F1”吉岡稔真　最強ライントーク】

　井上　競輪祭はG1タイトル争いとともにGPの出場権利が焦点になる。例年、ボーダーライン（賞金順位）上の選手が注目される。

　吉岡　今年は9位の清水、10位の（山田）庸平。GPは簡単に出場できないし、特に初出場を目指す庸平は気持ちが入るだろう。清水も取りこぼしはできない。

　井上　初日は一次予選1。5Rは松浦と荒井の両者。総合力で上回る松浦のスピードに対応できる荒井が迫る＜7＞＝＜1＞本線。この両者を破るのは坂井。京王閣記念、四日市記念とトップスピードが上がっている印象。また幅広いレースもできる。坂井が1周勝負に持ち込めれば＜5＞＝＜9＞、＜5＞＝＜7＞。

　吉岡　庸平が走る2R。嘉永はいるが先行力は真杉が上。真杉も番手が（佐藤）慎太郎だし自分のレースができる。嘉永は慎太郎相手に飛びつきは厳しく3番手の佐々木をどかす流れはある。慎太郎から＜5＞＜1＞本線に＜5＞＜2＞、＜5＞＜9＞。嘉永が真杉と踏み合うと岩本の捲り。

　井上　7Rは郡司が中心。先手は町田が有力だが、ビッグ戦線では町田の走りを対戦相手が対処している。ライン3車の郡司は駆けてもいい。成田（賞金11位）の逆転も互角で＜7＞＝＜1＞。穴は復調してきた三谷。郡司より前団を確保して先に捲ると＜5＞＝＜3＞が浮上。

　吉岡　清水が走る3R。小倉バンクは3コーナーで仕掛けると、振られて浮かされてしまう。清水は位置取りして捲るより駆けたほうがいい流れもある。＜1＞＝＜7＞から入る。渡辺雄―小原で駆けて清水が3コーナー過ぎから捲ると＜1＞＝＜3＞。