【有馬記念1週前追い】ジェラルディーナ母娘制覇だ! 14年ジェンティルドンナに続く
2022年12月16日 05:25
競馬
有馬記念に向けた1週前は団野(レースはC・デムーロ)が手綱を取り、CWコース単走。終始馬なりで6F84秒1~1F11秒7。派手なアクションはなかったが、流れるような柔らかい走り。目を引く好馬体。気持ちがしっかり前に向いているのが分かる。斉藤崇師は余裕の表情。牝馬の仕上げは心得たもの。
「いつも通りですね。時計は考えずにやりました。来週やれば気持ちも入ってくると思います」
前々走のオールカマーVで中山は攻略した。相手強化に加え、距離がさらに300メートル延びるが、今の指揮官は確信しか口にしない。
「距離は大丈夫だと思うし、大丈夫だと思うから使うんです。中山のトリッキーなコースでも問題ない。折り合いがついて上手な競馬ができる。タフな馬場でも大丈夫です」
精神的な成長を感じさせた秋の2戦で指揮官はやれる手応えをつかんだ。ジェンティルドンナ(14年V)との「母娘制覇」の夢はもうカウントダウンの段階に入っている。