2023年最初の女子戦が明日開幕！！徳山ボート「ＧⅢ徳山オールレディース」 超個性派2人が熱くする！！
2023年01月03日 10:00
ボートレース
超個性派が真冬の徳山を熱くする。1月4日開幕の「GⅢ徳山オールレディース」。2022年はクイーンズクライマックスを初めて経験した〝三重の捲り姫〟高田ひかると〝岡山の伸び姉さん〟堀之内紀代子。捲って捲って勝ちまくっている。チルトを跳ねる堀之内、ペラ調整で仕上げる高田。プロセスは違えど2人がいれば徳山では連日、伸び過ぎ警報が発令される。レースは豪快でも水面を離れると普通の43歳と28歳。このギャップも含めて2人の魅力をお伝えしたい。
① 高田ひかる
【伸びを求めて】
――伸びを求めることになったきっかけは？
高田（以下、高）混合GⅠデビューだった2年前の地区選で、伸び型のエース機を引いたんです。そこで5点ぐらいの成績を残せて、エンジンが出ていたら私でも勝てるんやって思いました。それからですね。
――仕上がればやれる。
高 伸びがあれば、ある程度戦えるから伸びを付けるようになりました。今は伸び中心にターン回り、下がらないようなピット離れも求めています。ターンでしっかり勝負できるようになりたいですからね。
――プラスになった？
高 エンジン出しは成長できたかなと思います。ペラはオリジナルで、整備は好きなベースがあって、ちょこちょこ新しいものを取り入れたりしています。
――2022年を振り返って。
高 SGや周年記念に出させていただいて、すごく勉強になりました。強い人と走ることで自分に足りないものが見えましたね。旋回力とスタート力です。
――収穫もあった。
高 エンジンは〝よく出すよね〟って言ってもらえて、強い選手に認めてもらえたのは凄く大きな収穫でした。エンジン出しは女子選手では誰にも負けないと思っています。
――新年の抱負は？
高 2022年はクイーンズクライマックスに出るために、がむしゃらに働きました。質より量を重視していました。一走一走の質も上げていきたいです。エンジンも、もっと早く仕上げられるようにしたいです。
――レディースオールスターは5位で選ばれた。
高 こういう戦法のスタイルは賛否両論あると思うけど、評価してくださる人がこんなにもいるなんて、本当にありがたいです。
――ちなみに徳山は？
高 直前の一般戦は仕上がるまでに時間がかかったけど、勝負駆けに成功できたのは自信になりました（予選最終日に連勝）。これだけはやったらいかんっていうのも分かりました。
【休日の姫】
――休日の過ごし方は？
高 ゴルフスクールに1年近く通っています。でも、全く上達していませんけど（笑い）。コンスタントに行かないとダメですね。
――他には？
高 心身のリフレッシュのために、ホットヨガにも行っています。開脚がマイブーム。以前はできなかったけど、4月から開脚を始めて、今では、ほぼ180度開けるようになりました。家でもレース場でもやっています。体が柔らかい方がレースしやすいし、ケガもしづらいですから。
――験担ぎはある？
高 掃除が好きです。レース前は、絶対に家を奇麗にしてから出ます。あとは、ピット離れの前にボートの上で3回ジャンプすることかな。デビュー期ぐらいからずっとやっています。
【プロフィール】
◇高田 ひかる（たかだ・ひかる）1994年（平6）8月5日生まれの38歳。三重支部。13年11月に113期生としてデビュー。15年3月のまるがめで初勝利、16年11月の津で初優出、12年5月の下関で初V。2022年はクイーンズクライマックスに初出場。1㍍57、血液型A。
② 堀之内紀代子
【チルトアップ】
――チルトアップを始めたきっかけは？
堀之内（以下堀之内）9月末の蒲郡で前回使用者（仲道大輔）がチルト3だったんですよ。前検日はそのまま乗ってみて、意外と行けそうだったので、1回初日に乗ってみようと。勉強にもなるし、自分の〝引き出し〟も増えると思って。
――それでどうだった？
堀 いきなり、結果が出たんですよ。初日ピンピンです。機会があればやっていこうと思いました。
――迷わなかった。
堀 （土屋）南はすでにチルト3度で走っていたけど、たまたま、その南と一緒の斡旋になることが多くて、アドバイスをもらえたのも大きかったですね。
――環境も良かった。
堀 菅章哉くん（土屋の夫である佐藤翼と同期）からも情報を得られました。南には頭は上がらないかな（笑い）。笑われるかもしれないけど、決めたからにはやり抜きたいですね。
――2023年も続ける？
堀 2022年はクイーンズクライマックスにもギリギリですが乗れたので、2023年はチルト3の調整をもっと煮詰めて、余裕を持って乗りたいですね。
――レディースオールスター（2023年2月21日～、蒲郡）出場が決まった。
堀 出られるとは思わなかったので、めちゃめちゃうれしいです。チルト3を始めた蒲郡で出られるのがいいですね。頑張ります。
――新勝率は7点超え。
堀 6月の戸田で初日から8連勝（優勝戦6着）したりした最初の貯金が大きかったです。後半は身体が限界になっていたけど（選考期間の）10月までは頑張ろうと思いました。今期はいつも通りの姿ですが。
【オフの姉さん】
――オフの過ごし方は？
堀 レースが終わったらクタクタの状況が続いているので、ほとんど整体ばかり。家事、買い物、整体の繰り返しです（笑い）。
――はまっていること。
堀 あえて言えば、息子のお弁当作りですね。
――験担ぎはある？
堀 水回りの掃除です。潔癖症ということもあるけど、家でも宿舎でも掃除は好きです。台所、風呂もそうですが、特にトイレ掃除にはこだわっています。家だけでなく宿舎でもやっているし、ピカピカにしていますよ。トイレの神様は絶対にいると信じています！
【プロフィール】
◇堀之内 紀代子（ほりのうち・きよこ）1979年（昭54）9月9日生まれの43歳。岡山支部。99年5月に84期生としてデビュー。同年7月の津で初勝利、02年12月の尼崎で初優出、12年1月の児島で初V。昨年はクイーンズクライマックスに初出場。1㍍58、血液型A。
【伸びを求めて】
――伸びを求めることになったきっかけは？
高田（以下、高）混合GⅠデビューだった2年前の地区選で、伸び型のエース機を引いたんです。そこで5点ぐらいの成績を残せて、エンジンが出ていたら私でも勝てるんやって思いました。それからですね。
――仕上がればやれる。
高 伸びがあれば、ある程度戦えるから伸びを付けるようになりました。今は伸び中心にターン回り、下がらないようなピット離れも求めています。ターンでしっかり勝負できるようになりたいですからね。
――プラスになった？
高 エンジン出しは成長できたかなと思います。ペラはオリジナルで、整備は好きなベースがあって、ちょこちょこ新しいものを取り入れたりしています。
――2022年を振り返って。
高 SGや周年記念に出させていただいて、すごく勉強になりました。強い人と走ることで自分に足りないものが見えましたね。旋回力とスタート力です。
――収穫もあった。
高 エンジンは〝よく出すよね〟って言ってもらえて、強い選手に認めてもらえたのは凄く大きな収穫でした。エンジン出しは女子選手では誰にも負けないと思っています。
――新年の抱負は？
高 2022年はクイーンズクライマックスに出るために、がむしゃらに働きました。質より量を重視していました。一走一走の質も上げていきたいです。エンジンも、もっと早く仕上げられるようにしたいです。
――レディースオールスターは5位で選ばれた。
高 こういう戦法のスタイルは賛否両論あると思うけど、評価してくださる人がこんなにもいるなんて、本当にありがたいです。
――ちなみに徳山は？
高 直前の一般戦は仕上がるまでに時間がかかったけど、勝負駆けに成功できたのは自信になりました（予選最終日に連勝）。これだけはやったらいかんっていうのも分かりました。
【休日の姫】
――休日の過ごし方は？
高 ゴルフスクールに1年近く通っています。でも、全く上達していませんけど（笑い）。コンスタントに行かないとダメですね。
――他には？
高 心身のリフレッシュのために、ホットヨガにも行っています。開脚がマイブーム。以前はできなかったけど、4月から開脚を始めて、今では、ほぼ180度開けるようになりました。家でもレース場でもやっています。体が柔らかい方がレースしやすいし、ケガもしづらいですから。
――験担ぎはある？
高 掃除が好きです。レース前は、絶対に家を奇麗にしてから出ます。あとは、ピット離れの前にボートの上で3回ジャンプすることかな。デビュー期ぐらいからずっとやっています。
【プロフィール】
◇高田 ひかる（たかだ・ひかる）1994年（平6）8月5日生まれの38歳。三重支部。13年11月に113期生としてデビュー。15年3月のまるがめで初勝利、16年11月の津で初優出、12年5月の下関で初V。2022年はクイーンズクライマックスに初出場。1㍍57、血液型A。
② 堀之内紀代子
【チルトアップ】
――チルトアップを始めたきっかけは？
堀之内（以下堀之内）9月末の蒲郡で前回使用者（仲道大輔）がチルト3だったんですよ。前検日はそのまま乗ってみて、意外と行けそうだったので、1回初日に乗ってみようと。勉強にもなるし、自分の〝引き出し〟も増えると思って。
――それでどうだった？
堀 いきなり、結果が出たんですよ。初日ピンピンです。機会があればやっていこうと思いました。
――迷わなかった。
堀 （土屋）南はすでにチルト3度で走っていたけど、たまたま、その南と一緒の斡旋になることが多くて、アドバイスをもらえたのも大きかったですね。
――環境も良かった。
堀 菅章哉くん（土屋の夫である佐藤翼と同期）からも情報を得られました。南には頭は上がらないかな（笑い）。笑われるかもしれないけど、決めたからにはやり抜きたいですね。
――2023年も続ける？
堀 2022年はクイーンズクライマックスにもギリギリですが乗れたので、2023年はチルト3の調整をもっと煮詰めて、余裕を持って乗りたいですね。
――レディースオールスター（2023年2月21日～、蒲郡）出場が決まった。
堀 出られるとは思わなかったので、めちゃめちゃうれしいです。チルト3を始めた蒲郡で出られるのがいいですね。頑張ります。
――新勝率は7点超え。
堀 6月の戸田で初日から8連勝（優勝戦6着）したりした最初の貯金が大きかったです。後半は身体が限界になっていたけど（選考期間の）10月までは頑張ろうと思いました。今期はいつも通りの姿ですが。
【オフの姉さん】
――オフの過ごし方は？
堀 レースが終わったらクタクタの状況が続いているので、ほとんど整体ばかり。家事、買い物、整体の繰り返しです（笑い）。
――はまっていること。
堀 あえて言えば、息子のお弁当作りですね。
――験担ぎはある？
堀 水回りの掃除です。潔癖症ということもあるけど、家でも宿舎でも掃除は好きです。台所、風呂もそうですが、特にトイレ掃除にはこだわっています。家だけでなく宿舎でもやっているし、ピカピカにしていますよ。トイレの神様は絶対にいると信じています！
【プロフィール】
◇堀之内 紀代子（ほりのうち・きよこ）1979年（昭54）9月9日生まれの43歳。岡山支部。99年5月に84期生としてデビュー。同年7月の津で初勝利、02年12月の尼崎で初優出、12年1月の児島で初V。昨年はクイーンズクライマックスに初出場。1㍍58、血液型A。
