まさか負けるとは思わなかった。初日を終えた段階で「全部勝ちますよ」と足に自信を深めていた峰竜太(37)。予選首位の準優1号艇とあって、優勝間違いなしのムードに芦屋は包まれていた。それが9戦7勝2着2回で迎えた準優12Rは2着。1Mのターンはスピードに乗らず、3コースの益田啓司(43)に差されてしまった。「ペラ調整を失敗。回り過ぎでターンが流れたし、押しや伸びにも影響があった」と反省。
これで15日の優勝戦は4号艇となった。「ダッシュなので、チルトを含めて伸びがつくような調整も考える」と意欲満々。枠が悪い分は腕で勝つ。4カドの峰が最後に笑う可能性は十分だ。