【若駒S】マイネルラウレア 新馬戦の鬼脚再び!宮師は素質評価「まだ奥がある」
2023年01月17日 05:30
競馬
かつて母マイネボヌール、祖母コスモフォーチュンも宮厩舎に所属した。母は芝1400~1600メートルで全4勝をマークし、3歳時だった12年紅梅S2着。06年北九州記念を制した祖母は2歳時の04年小倉2歳S3着。いずれも早期から活躍した。「母と祖母は敏感なところがあったけど、こっちは手のかからないタイプ。レースとは違って、普段の調教では操縦性も良く、乗りやすい。意外と注文の少ない馬だよ」と分析する。現在、管理している4歳上の半兄マイネルウィルトスは重賞で3度の連対がある実績馬。血統背景を見ても素質は確か。
中間は在厩で調整を進める。1週前追いはCWコースで強めに追われ、6F83秒2~1F11秒5と抜群の伸び。大きく先行した僚馬テーオーソロス(5歳1勝クラス)に半馬身先着した。一度使った上積みは大きい。「とにかくタフで切れ味がある。このメンバーに入っても楽しみ」と期待を寄せた。ゆかりのある血統でクラシックへ。出世レースを制し、春の大舞台につなげる。
▽若駒S 京都競馬場が改修工事中のため、今年も中京芝2000メートルで争われる。クラシック登竜門の一つで、勝ち馬には90年ハクタイセイ(皐月賞)、91年トウカイテイオー(皐月賞、ダービー)、05年ディープインパクト(牡馬3冠)、09年アンライバルド(皐月賞)、16年マカヒキ(ダービー)とクラシックホースが多数いる。