【若松・G1全日本覇者決定戦】桐生 G1連続優勝!悠々押し切り「スタートに集中することだけを考えた」
2023年01月27日 05:00
ボートレース
初日のドリームで5着に敗れ、「厳しい。何をしていいのか…」と頭を抱えた。しかし、ここで桐生が類いまれな修正力を発揮した。ペラを大幅に叩き変えると2日目から3連勝。準優もきっちり勝ち切って、気付けば優勝戦1号艇。優勝戦もぎりぎりまで調整に汗をかいた。「スタートに集中することだけを考えていた」。その言葉通りに押し切った。
道中は10年に1度の大寒波で中止順延。それでもリズムを崩すことはなかった。「来年のクラシック(24年3月)が地元の戸田で開催される。どうしても権利が欲しかった。1月に獲れてホッとしています」。昨年はG1を2勝したが、SGではなかなか輝きを放つことができなかった。今年はSG戦線での、さらなる活躍を期待したい。
《次走》優勝した桐生順平は2月6日からの多摩川一般戦で浜野谷憲吾、毒島誠、秋元哲らと優勝を争う。茅原悠紀は2月5日からの児島G1中国地区選手権。寺田千恵、前本泰和、山口剛らが相手。池田浩二は2月11日からの浜名湖G1東海地区選手権で菊地孝平、井口佳典、深谷知博らが参戦。篠崎仁志は31日からの下関一般戦。長嶋万記、西山貴浩、平山智加らが出場。瓜生正義、羽野直也は2月12日からの若松G1九州地区選手権で原田幸哉、岡崎恭裕、峰竜太らと相まみえる。