砂長知輝(23=埼玉)は昨年、わずか1優出にとどまった。しかし唯一の6強入りが特別戦初優出だった7月のG2戸田MB大賞。底力は十分あると言っていいだろう。2日目は前半3Rで捲って初白星を挙げると、団体戦の後半7Rは道中の追い上げを届かせて3着。ここまでオール3連対を続けている。「(後半は)5等じゃないはず、負けたくないと思って走った。舟足も文句ない。女子相手に追い上げが利いたし、レース足は評価していい」と、まさに気力も機力ともに充実一途。白組=ルーキーズの一翼を担う存在として、3日目以降も目が離せない。