G1初出場の定松勇樹(21=佐賀)が5日目1Rを逃げ切ってG1初勝利を飾った。後半レース終了後、九州地区の先輩たちに担ぎ上げられて水面にドボン。「最低限の目標には挙げてきたので素直にうれしい」と笑顔を見せた。
125期養成所チャンプのお手並み拝見といきたかったが、初戦転覆とほろ苦いデビュー。「自分の中では手こずったというか、遅かった。もっと上の舞台で活躍できる選手を目指しているので、この1勝はうれしいけど通過点。今節みたいに転覆からでは自分でチャンスをつぶしているのでいい経験にしたい」。最終日は2、7R。足跡を残して未来につなげる。