【クイーンC】ハーパー 桜へ名乗り 前走で未勝利勝ち→即重賞V

2023年02月12日 05:22

競馬

【クイーンC】ハーパー 桜へ名乗り 前走で未勝利勝ち→即重賞V
<東京競馬11Rクイーンカップ>直線の追い比べを制し、重賞初制覇のハーパー(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 牝馬クラシックへの登竜門「第58回クイーンC」が11日に東京11Rで行われた。川田将雅(37)騎乗の6番人気・ハーパーが、中団から馬群を割って抜け出し重賞初制覇を飾った。川田は先週のきさらぎ賞に続いて、2週連続重賞制覇となった。
 内ラチ沿いを伸びるドゥアイズ、馬群を割って来たハーパー、外から差すモリアーナ。ゴール前は3頭の壮絶な追い比べ。ゴール板ではわずか首差だけ、ハーパーが先着していた。

 前走で未勝利を勝ち上がったばかり。ここがデビュー3戦目だったが、タフな展開をものともしなかった。川田も「前半からいい形にならず、苦しい形で進んでいく道中だったので、馬にはストレスの大きいレースだったなと思います」と振り返っており、非凡な勝負根性を見せつけた。

 1日の1週前追いでは、今日の京都記念に出走するドウデュースと併せ馬を敢行。最後は半馬身遅れたものの、ダービー馬に食らいついた。父がハーツクライで新馬戦は2000メートル。友道師も「距離は2000~2400メートルくらいの方がいいけど、東京のマイルなら直線が長いので対応できると思った。1勝馬だったけどオーナーに“クイーンCに行きましょう”とお願いした」と参戦の経緯を語る。

 確かな仕上げと、大胆な用兵。狙い通りの勝利となった。「この後は桜花賞に直行する予定です」と指揮官。川田には阪神JF覇者リバティアイランドというお手馬がいて、本番では乗り替わりの見込みだ。

 ハーパー 父ハーツクライ 母セレスタ(母の父ジャンプスタート)20年1月18日生まれ 牝3歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・エムズレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績3戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4557万4000円 馬名の由来はハープを弾く人。 

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