【クイーンC】ハーパー 桜へ名乗り 前走で未勝利勝ち→即重賞V
2023年02月12日 05:22
競馬
前走で未勝利を勝ち上がったばかり。ここがデビュー3戦目だったが、タフな展開をものともしなかった。川田も「前半からいい形にならず、苦しい形で進んでいく道中だったので、馬にはストレスの大きいレースだったなと思います」と振り返っており、非凡な勝負根性を見せつけた。
1日の1週前追いでは、今日の京都記念に出走するドウデュースと併せ馬を敢行。最後は半馬身遅れたものの、ダービー馬に食らいついた。父がハーツクライで新馬戦は2000メートル。友道師も「距離は2000~2400メートルくらいの方がいいけど、東京のマイルなら直線が長いので対応できると思った。1勝馬だったけどオーナーに“クイーンCに行きましょう”とお願いした」と参戦の経緯を語る。
確かな仕上げと、大胆な用兵。狙い通りの勝利となった。「この後は桜花賞に直行する予定です」と指揮官。川田には阪神JF覇者リバティアイランドというお手馬がいて、本番では乗り替わりの見込みだ。
ハーパー 父ハーツクライ 母セレスタ(母の父ジャンプスタート)20年1月18日生まれ 牝3歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・エムズレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績3戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4557万4000円 馬名の由来はハープを弾く人。