昨年4月16日の福島8Rで落馬、第4胸椎脱臼骨折の大ケガを負った藤井勘一郎(39)が約10カ月ぶりに栗東トレセンに姿を見せた。車イスを上手に使って動き、仲間からは激励の言葉をかけられた。「落馬事故をしてから初めて来ました。早く来たいと思っていました。いろいろな方と会えて凄くうれしいですね。現状はリハビリを頑張っているところです。競馬には力をもらえていますし、これからは頻繁にトレセンへ顔を出していきたいです」と報告した。自身がキャッチフレーズとしている“フジイチャレンジ”を胸に、復帰への道のりが続く。