“最強の2勝馬”サウンズオブアース死す、12歳 重賞2着7回「ファンの多い馬でした」

2023年03月14日 10:18

競馬

“最強の2勝馬”サウンズオブアース死す、12歳 重賞2着7回「ファンの多い馬でした」
サウンズオブアース Photo By スポニチ
 14年菊花賞、15年有馬記念、16年ジャパンCとG1で3度、2着に入ったサウンズオブアース(牡、父ネオユニヴァース)が大腸炎を発症し、2月13日に死んでいたことが14日、分かった。12歳だった。
 現役時代は栗東・藤岡健一厩舎所属で13年秋にデビューし、14年2月に未勝利を勝ち上がると若葉S3着を挟み、はなみずき賞で1勝クラス勝ち。その後は京都新聞杯、神戸新聞杯、菊花賞、15年京都大賞典、有馬記念、16年日経賞、ジャパンCとG1・3戦を含め、重賞2着が7回。「最強の2勝馬」と言われた。17年はドバイ(シーマクラシック6着)にも遠征。通算30戦2勝で18年有馬記念16着後に引退、乗馬になった。

 けい養先であるモモセライディングファーム(北海道札幌市)の百瀬利宏氏(47)は「(息を引き取る)3日前に大腸炎になって、点滴を打ったりして持ち直してくれたら、と思っていたんですが…。まだ12歳、早いですよね」と声を絞り出す。「社台ファームさんから、うちに来ました。手がかからず、いい子。乗馬教室でも頑張っていたし、春からまた頑張ってくれるだろうな、と思っていたんです。ファンの多い馬でした」と在りし日の姿に思いをはせた。

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