【スプリングS】激走多い水仙賞組ハウゼが主役 朝日杯FS組も怖い

2023年03月14日 05:25

競馬

【スプリングS】激走多い水仙賞組ハウゼが主役 朝日杯FS組も怖い
スプリングSの前走別成績(過去10年) Photo By スポニチ
 過去10年の傾向から勝ち馬を探り出す「up to データ」。今週は皐月賞トライアルG2「スプリングS」を分析する。
 【前走】
 朝日杯FS組が最右翼。人気馬が多く回収率は低めだが【2・2・1・4】で複勝率は55・6%。馬券の軸として信頼できる。京成杯組は【0・1・0・11】と大不振。13年フェイムゲーム、15年ベルーフの勝ち馬2頭も着外に沈んだ。若竹賞組は【1・0・0・2】。17年に5番人気ウインブライトが勝利し、単勝回収率は270%。注目したいのは【1・1・0・2】の水仙賞組。20年は6番人気ガロアクリークが1着、21年は7番人気アサマノイタズラが2着に激走。着外のアールバロン(11番人気10着)も人気以上に走っており、狙ってみる価値はありそうだ。

 【脚質】
 勝ち馬10頭中9頭は4角6番手以内で、4角7番手以下は【1・3・2・55】の勝率1・6%、複勝率9・8%と壊滅的。小回りコースとあって、直線までにある程度の位置を取れる馬が有利だ。

 【生産者】
 勝ち馬10頭の種牡馬が異なる大混戦。ただし、生産者別では傾向がくっきり。15年から8年連続で馬券に絡んでいるノーザンファームが【3・4・3・21】と優勢。13、14年を連覇した社台ファームがそれに続くが、近8年は馬券内1頭と成績が振るわず、本命にはしづらい。

 【結論】
 激走多い水仙賞組ハウゼが主役だ。ここまで先行力を発揮し中山で2勝。得意舞台でクラシック権利獲りだ。この馬から前走が朝日杯FSのオールパルフェ、ノーザンファーム生産馬(アイスグリーン、セブンマジシャン、ドンデンガエシ、若竹賞覇者パクスオトマニカ)へ。社台ファーム生産ベラジオオペラは押さえ。(データ班)

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