【桜花賞】ライトクオンタムの武豊「縁もいい」ディープ最終世代、弟・幸四郎師とのタッグで頂点へ

2023年04月05日 09:53

競馬

【桜花賞】ライトクオンタムの武豊「縁もいい」ディープ最終世代、弟・幸四郎師とのタッグで頂点へ
武豊(右)と武幸四郎師 Photo By スポニチ
 9日に牝馬クラシック第1弾・桜花賞(阪神芝1600メートル)を控え、ライトクオンタム(武幸)に騎乗する武豊が5日、共同記者会見に臨んだ。先週のG1・大阪杯をジャックドール(牡5=藤岡)で制し、史上最年長G1勝利記録を更新。弟・幸四郎師が管理するディープインパクト最終世代の素質馬で、2週連続のビッグタイトルを狙う。
 ――最終追い切りは幸四郎師がまたがった
 「今日は軽い最終調整をすると言っていた。見た感じちょっと細くは見えましたけど、それもあって軽い調整と言っていた」

 ――1週前追い切りは騎乗した
 「まずまずじゃないですかね。重いウッドチップとかでそれほど動くタイプではないかなという感じなので。ただ、体調の方はいいと思う」

 ――シンザン記念を振り返って
 「初めて乗せてもらったけど、レース前はかなり馬がイレこんでしまって、ゲートの中でもソワソワして出遅れてしまった。道中も外に逃げたりとか決してスムーズなレースじゃなかったけど、最後の直線だけで差し切ってくれたように素質の高さを感じた」

 ――右にササる癖がある
 「先週の追い切りでは、そのへんは随分と解消されていた。シンザン記念と比べて真っ直ぐ走ってくれるようになった」

 ――阪神右回りにコースが変わる
 「外に逃げるよりは内にもたれる方が競馬しやすいんで。阪神まだそんなに内もそこまで悪くなってないから、そのへんはまだいいのかな」

 ――レースプラン
 「馬混みがダメとか、逃げると良くないってわけでもない。そういうところは問題ない。スタートはまだ安定しないと思うので、スタート次第でポジションは決まってくるのかな」

 ――ディープインパクト最終世代でクラシックに向かう
 「ディープインパクトの最終世代、数少ないけどコンビを組んでクラシックに出られるのは縁を感じる。最終世代からクラシックホース出たらうれしい」

 ――巡り合わせが凄い
 「やっぱり強いな、ディープ産駒走るなというのは感じる。素質の高さと気性の激しい、難しいところは出ているのかな」

 ――武幸四郎師とのタッグ、昨年はハナ差だった
 「去年は悔しかった。勝ったかなと思ったところをハナ差2着だった。特別なにか兄弟だからとか特別思うことはないけど、幸四郎まだ調教師になってG1勝ってないって言ってましたから勝ちたいでしょうし、僕自身、桜花賞、去年も惜しかったし勝ちたい」

 ――桜花賞への思いは
 「子どもの時から見ていたレースで、騎手になってからも勝たせてもらっているけど、しばらく桜花賞勝っていない僕自身。こうやっていい馬で挑めるので、楽しみにしている」

 ――大阪杯勝利、いい流れで迎える
 「勝てたことは凄くうれしい。ただ、馬は1頭1頭違うので。いい馬でこうやってG1レース乗せてもらって、先週といい今週といい、こうやって共同会見出るくらいの馬で出られるのはうれしいこと。結果で応えたい気持ちは強い」

 ――ファンが戻ってきた
 「多くのお客さんが来てくださって、応援してもらったんで。それに応えるいいレースを我々はしないといけない」

 ――馬場や枠は
 「それほどパワーのあるタイプではないと思うので、軽い芝、良馬場でできたらいい。枠はゲートの中がそれほど好きな馬じゃないので偶数枠が当たればいいかな。内、外はまだ分からない、他の馬との兼ね合いで」

 ――相手関係は
 「かなりハイレベルだと思う。ここを勝つのは相当強い馬だと思う。(ライトクオンタムは)まだ2戦2勝ですけど、前回勝ったことによってゆったりとしたローテーション組めたし、キャリア浅いけど素質の高さは感じる。この2戦以上に走らないと勝てないと思うし、そういうレースをしたい」

 ――可能性は感じる
 「血統も血統だし、素質は感じる」

 ――いろんなロマンがあるタッグ
 「馬はディープインパクトの子どもだし、調教師は武豊の弟だしね。そういう縁もいいのかな。勝てたらうれしい。最年長記録を更新したい」

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