<京王閣初日S級特選>GP2勝を誇る伏見俊昭(47=福島・75期)が伊東翔貴の先行策に乗ると、最終Bで捲って来た芦沢辰弘にうまくスイッチ。最後は芦沢をかわして昨年12月の広島記念3日目以来、今年初勝利を挙げた。伏見は「最後は必死。前も頑張ってくれていたし、こういう時にモノにしないと。1着はやっぱり気持ちがいいですね。早く今年の1勝目を挙げたかったし、いいきっかけになれば」と破顔一笑。度重なるケガによる不振が続いたが、明らかに状態は上向き。「練習の感覚も良くなってきた。でも、勝負は明日。準決も頑張りたいですね」と取り戻した“プリンススマイル”で意気込んだ。