【天皇賞・春】単勝1.7倍タイトルホルダー4角競走中止 鞍上下馬にスタンド騒然 発表は「右前肢ハ行」
2023年05月01日 04:50
競馬
検量室に戻って来た鞍上は栗田師とともに厩舎地区にいるタイトルホルダーの元へ。報道陣の前に戻って来た栗田師は「馬は大丈夫そうですけど、これから検査します」と報告。続けて「右が少し硬い感じ。下り坂で(フォームが)ばらけたみたい」と説明した。その後、JRAは右前肢ハ行と発表。84年のグレード制導入後、JRA平地G1における1番人気の競走中止は02年菊花賞ノーリーズン以来、6頭目となった。
スタート後はアフリカンゴールドにハナを奪われて2番手に控えたが、スタンド前では再び先頭へ。自分の形に持ち込むも、まさかのアクシデントで当レース連覇はならなかった。圧倒的なパフォーマンスでG13勝を挙げたスターホース。多くのファンが再び、王者の走りを見られる日を待ち望んでいる。