【大井11R・羽田盃】ヒーローコールまず1冠

2023年05月10日 05:00

競馬

【大井11R・羽田盃】ヒーローコールまず1冠 — ヒーローコール Photo By スポニチ

　南関クラシック第1弾は昨年のNAR2歳最優秀牡馬（8）ヒーローコールが主役を務める。今年初戦の雲取賞では、初めての1800メートルと右回りを克服。余力を残したまま先頭ゴールを駆け抜けた。その後、JRA伏竜Sに挑戦。ダート一線級相手に3着と見せ場をつくった。南関東同士の争いなら能力は断トツ。貫禄の走りでクラシックタイトルを手に入れる。

　トノパーが相手候補筆頭。前走、京浜盃は差し馬が台頭する厳しい流れの中、前々で運んで2着に踏ん張った。かなり濃い内容で、S1でも好勝負可能とみた。未知の魅力あふれるキングオブザナイルが3番手。京浜盃の覇者サベージの浮上にも警戒が必要だ。

　▼オーマイグッネス（山田信師）状態は着実に良くなっている。直線で内にささるところがあるので右回りで変わってくれれば。

　▼ブルマリンシェール（佐野師）前走後は厩舎で調整して順調にきた。前走はうまくスタートを決めてくれたが、今回もそこが鍵になる。

　▼リベイクフルシティ（宗形師）前走は休養明けを考えれば合格点を与えられる内容。距離にもメドが立ったし、レースを使った上積みもあるので期待している。

　▼ドラケン（堀師）相手なりに走ってくれるが、ここは相手が強い。うまく流れに乗れれば。

　▼トノパー（小久保師）前走から間隔を空けていい感じに持ってこられた。力があるのは間違いないし、距離もこのくらいがいい。

　▼ミックファイア（渡辺和師）2歳で3連勝した時より状態はいい。ただ、休み明けでいきなりの重賞。能力でどこまでやれるか。

　▼オピニオンリーダー（沢師）追い切りの動きは良かった。前走は大事に乗った感じだが距離はもう大丈夫だろう。流れが向けばチャンスはあるはず。

　▼ヒーローコール（小久保師）疲労が抜けて元気いっぱい。精神的にも成長を感じるし、舞台設定に不安なし。チャンス十分。

　▼サベージ（森下師）前走後もいい状態をキープしている。強い相手もいるので胸を借りるつもりだけど、平均ペース以上で流れてくれれば。

　▼タイガーチャージ（鈴木啓師）距離、コースは合う。あとは流れが向けば。

　▼サグアロ（高月師）前走は引っかかってしまった。距離は少し長いかもしれないが、状態の良さを生かして頑張りたい。

　▼サムタイムアゴー（小久保師）能力はあるんだが…。状態は悪くないのできっかけをつかんでほしい。

　▼コルドゥアン（山中師）順調に乗り込めて仕上がりはいい。条件も悪くないが久々の実戦だけに。

　▼ポリゴンウェイヴ（小久保師）馬体も戻って状態は良くなった。積極的にレースをしてくれれば、ちゃんと勝ち負けします。

　▼キングオブザナイル（小久保師）不気味なくらいいい動きをする。不安要素はないし、可能性を秘めた馬。

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