【静岡競輪・ガールズケイリン2日目7R】壮絶な先行争いを制した奥井迪「自分でもよく1着に来たなと」

2023年05月13日 14:30

競輪

【静岡競輪・ガールズケイリン2日目7R】壮絶な先行争いを制した奥井迪「自分でもよく1着に来たなと」
先行争いに踏み勝った奥井迪 Photo By スポニチ
 <静岡・ガールズケイリン2日目7R>奥井迪(41=東京)が壮絶な主導権争いを制して逃げ切り勝ち。2連勝を決めた。奥井は「脚がいっぱい。自分でもよく1着に来たなと思います」と会心の逃走劇に笑みを浮かべた。
 レースは前受けした奥井と打鐘から仕掛けてきたチャレンジャーの畠山ひすいで意地を懸けた先行争い。「今日は捲りに構えようと思っていたが、ファンから“先行争いを見に来たぞ”という声援が聞こえてきた。あのタイミングで畠山さんを出すのは厳しいと思ったし、ここは合わせるしかないと思った」。

 最終1センターまで両者は並走して激しく踏み合い、最終的に奥井が先手を確保。最後の直線もしっかり踏み直して後続を振り切った。ガールズの先行職人は「ずっと脚がいっぱい。凄くキツかった。あんな先行争いをしたのは久しぶり」と清々しい表情で振り返った。

 「車輪を戻して脚の感じが良かった」と初日からの軌道修正にも成功。今年は体調を崩してスタートダッシュに失敗したが、ここに来て復調気配だ。先行争いを制して奥井らしさも戻ってきた。このまま今年2度目の優勝へノンストップで駆け上がる。

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