賞金400万円組のイングランドアイズが4分の1の出走抽選をくぐり抜け、樫の大舞台に駒を進めた。安田翔厩舎は昨年のホウオウバニラ(3分の1)に続く2年連続の抽選突破。枠順は8枠18番となった。安田翔師は「決められた枠で精神面を乱さず、今までやってきたことをやるだけです」と意気込んだ。
母ヌーヴォレコルトは14年オークスV。道中、中団から直線、長く脚を使って猛追する断然1番人気の桜花賞馬ハープスターを首差で退けた。母譲りの末脚が武器で1勝馬ながら、ここ2走は重賞で連続4着。前走・フローラSはスタートで後手に回ったが4角14番手から上がり3F33秒4とメンバー最速タイの脚で見せ場をつくった。「今、このメンバーでどれだけやれるのかを見てみたい」。血統背景から2F延長は問題なし。母子制覇へ、大外枠から大金星を狙う。