<大宮・2日目6R>2日目3着の中野咲(26=愛知)が14場所連続で決勝進出を決めた。畠山ひすいが先手を握ると3番手で外並走。2センターから捲り追い込んだが車が伸びなかった。中野は「行く場所を迷った。畠山さんがペース先行でスローが続いたので、詰まったところで行きたかったですね」と反省。「スピードを自分で乗せられず、ただ外並走をしただけになってしまった」と悔しがった。
思い通りのレースに持ち込めなかったが悲観はしていない。「脚は悪くない。私は地脚なのでうまく加速できるようにしたい」と前を向く。3番手から捲って初日を快勝したように、タテ脚は引き続き好調。近況の安定感に勝負強さが加われば勝ち負けできる状態だ。決勝11Rは自在脚を駆使して通算5回目の優勝を狙う。