【ユニコーンS】ペリエール 重賞初Vだ!2戦2勝の東京コース 中東で得た経験値が武器
2023年06月14日 05:30
競馬
前走のUAEダービーは、上位4頭を日本馬が独占する中での4着。上位3頭には離されてしまったが、世界の強豪たちには先着した。微妙に距離が長かった中での善戦。同師は「少し長い距離への対応でしたが、最後まで脚を使い続けてくれた」と評価する。勝ち馬デルマソトガケは、3走前の全日本2歳優駿で0秒2差だった相手。条件が替わればすぐに巻き返しそうなムードが漂う。
1週前追いはWコースでパワフルな走りを披露。渋ったウッドチップも関係なく、5F68秒2~1F12秒0で力強く駆け抜けた。師は「先週(2週前)までは前のめりな走りをしていたけど、バランスが取れて、前後の収縮性があるいい走りをしていた」と納得の表情。初の海外遠征の疲れもじっくりと回復しており、「ドバイではおそらく体が減っていたと思うが、体重は戻っている。いい状態をキープできています」と胸を張った。
指揮官が「舞台は申し分ない」とする東京では2戦2勝。特に今回と同じマイルのヒヤシンスSは、3着エクロジャイト、4着グレートサンドシーが次戦でオープンVとメンバーレベルも高かった。世界の砂も経験したペリエールが、この舞台で崩れるのは考えにくい。