これが貫禄というものか。フライングレース直後の準優11R。関浩哉(28)が1艇身残しのスタートで逃げ切った。「質のいいスタートが行けています」。コンマ15ならフライングではない確信はあっただろう。「とこなめは相性がいいですね」と言うように、関にとってはドル箱水面。昨年は7月と9月の2回優勝しているのだ。来週にはSGグランドチャンピオン(徳山)が待っている。優勝して挑めれば言うことない。選考期間勝率トップで乗り込んできた今大会。1号艇のドリームで敗れた分まで、最後はV候補筆頭らしい圧倒的なレースを期待しよう。