10頭立て最低人気プリマヴィータ(牝4=服部、父ハービンジャー)が大逃げを打って5馬身差で逃げ切った。河原田菜々(18=渡辺)は騎乗停止から復帰後の初勝利でJRA通算3勝目。大胆な騎乗にゴールの瞬間は大観衆から拍手が湧き起こった。河原田は「ファンや関係者の方々にご迷惑をおかけしましたが、こんなチャンスのある馬に乗せていただいて感謝しています。これからひと鞍ひと鞍大切に乗って信頼を取り戻したい」と頭を下げ、まずは謝罪の言葉から。大逃げは予定通りだったという。「ペースが分からずハイペースになってしまいましたが、馬が頑張ってくれました。宝塚記念の日に勝てて、うれしく思います」と笑顔を見せていた。