中京5R(芝1200メートル)1番人気クリノハレルヤ(牝=武英、父ドレフォン)が外から先手を奪い、リードを保って3馬身半差の快勝。「幼いながらも、いいスピードを見せてくれました。もう少し成長が伴えば、もっといい走りができるようになると思います」とコメントした鞍上の川田将雅(37)は、この勝利で史上10人目、現役では4人目となるJRA通算1900勝を達成。
「先週いい結果を残すことができず、持ち越しになってしまいましたが、こうして1900勝までたどり着けたことを改めて感謝しています。多くの頑張ってきてくれた馬たち、僕に仕事を与えてくれた関係者の皆さま、そして競馬を見守り続けてくれたファンの皆さまの前で区切りを迎えられたことをありがたく思います」。昨年、念願のリーディング騎手に輝いた鞍上はこの日のメイン11Rも勝ち、今年75勝で1位のルメールとは2勝差の接戦。「流れがいい時も悪い時もありますし、とても満足なシーズンだと言い切れる内容ではないのですが、切り取っていけばジョッキーとして素晴らしい時間を過ごさせていただいています」と感謝を口にした。