マリーンSはペプチドナイルに注目 前走の強さは本物 函館の環境にもなじんだ
2023年07月05日 05:14
競馬
前哨戦・大沼Sを快勝したペプチドナイル(牡5=武英)の強かったこと。再三他馬に絡まれるトリッキーな展開を乗り越え、3馬身差圧勝。斉藤助手は「調教師(武英師)は小回りや距離(初の1700メートル)を懸念していたようですが、能力でカバーしてくれた。とても収穫がありました」と振り返った。
5歳夏にして、初の北海道遠征。「神経質な面があるので滞在がどうかと思っていましたが、日に日に落ち着きも増しました」。すっかり函館の環境にも溶け込んでいる。17年テイエムジンソク、19年リアンヴェリテは大沼S→マリーンSを続けて勝つなど、関連性の強い両レース。東京など大箱コースだけでなく、小回り適性も示した同馬のさらなる飛躍を、小田は確信していた。