福島県代表の桐生順平(36)が予選道中の不良航法で科せられた減点10をはねのけ優勝戦進出に成功。準優11Rは直線系で節イチを争う関浩哉と佐藤翼が相手とあって楽な戦いではなかったが、4コースから差して2着を死守。「水面相性の良さで優出できた感じです。道中で追いかけられていたし正直、いい状態ではなかったが、今のレースでやりたいことが見えてきた」。尼崎は15年にSGクラシック、16年にはG1の64周年記念を制した得意水面だ。1号艇で5着に敗れた19年の第1回浜名湖大会、6号艇で5着だった21年の第3回まるがめ大会に続き、これが大会3度目の6強入りとなる今回。“三度目の正直”となるか。