10、11Rと順当にイン逃げが決まった準優。しかし12Rは2コースの椎名豊が攻めて波乱の展開に。3コースから差し抜けた中島孝平が1着となり、2着争いは地元・兵庫県代表の稲田浩二に競り勝った香川県代表の中村晃朋(31)に軍配が上がった。
準優勝だった22年の戸田MB大賞以来となる2度目のグレードレース優勝戦。共同記者会見の場にガッツポーズで現れ「最近、記念でふがいないレースが多くて…。育ててもらった師匠(重成一人)に、まだまだ諦めていないと言いたい。そして香川に優勝旗を持って帰りたい」と気合を見せた。6号艇ではあるが再度、波乱の予感を漂わせている。