年に1、2回あるかないか。準優11Rは5コースの今垣光太郎(53)が捲り差しで突き抜け。4カドの入海馨が伸びて行く最高級の展開をモノにした。「自力で出て行く足はなかったんで」という今垣には最高のレースだったか。この優出は今垣にとって非常に大きい。11月の地元SGチャレンジカップ出場へ向けて、賞金上積みのチャンスになるからだ。「チャレンジが確定するまでスタートは我慢です」というように、数は多くない三国開催のSGに向けて燃えている。3日現在で賞金ランク37位。だからこそ優勝戦は重要になる。「スタートは難しいけど、3カドから行きたいですね」と今垣。優勝戦は赤い勝負服が躍動するか。