進入から波乱の香りがプンプンプン。準優11Rは6号艇の今垣光太郎が2コースに回り込んできた。それでも絶好枠の茅原悠紀(36=岡山)は慌てない。スリット後はグッと伸び返し、バックでも差した安河内将との差をグイグイ広げていった。「6番より半分以上出ていった。2番(安河内)が差さっていたけど、そこからも出ていった。回転の上がりがえげつない」と抜群の仕上がりを強調。さらに「たぶん、このエンジンはめちゃめちゃいい。相当回り足はいいし、行き足もいい。むちゃくちゃ進むから、スタートが難しい。そこだけですね」と相棒61号機へは称賛のオンパレードだ。優勝戦は2号艇で挑む。2月の中国地区選(児島)も2号艇、2コースでのG1Vだった。この足なら今年2回目のG1制覇も十分ある。