【松阪競輪「G3蒲生氏郷杯王座競輪」決勝戦】郡司浩平　切れ味抜群だ

2023年09月26日 04:50

競輪

　「G3蒲生氏郷杯王座競輪」決勝戦は実力者が勝ち上がった好カード。菅田壱道を目標にできる新田祐大や自力戦を決意した浅井康太、鋭い伸びの山田庸平もいるが、本命は屈指の総合力を誇る郡司浩平だ。岡山勢を味方に付けて、最高峰の脚力を発揮する。

　＜12R＞岡山勢が郡司に付いて細切れ。唯一3車ラインとなる郡司を本命に推す。的確な組み立てから鋭いタテ脚を繰り出し頂点へ。岩津が食い下がる。新田は菅田に勢いをもらって直線で伸びて一発も。自力戦を決意した浅井は勝負強さを発揮して地元のトリデを守るか。山田庸も機敏に。

　（1）浅井康太　展開が向いてくれたのかな。長尾君が落ち着いてレースをしてくれた。自分も皿屋さんを残しながら差しで伸びたし悪くない。自力勝負。

　（2）郡司浩平　態勢が整う前に車間を空けないと厳しいかと思った。でも、自分の詰めるタイミングが悪くてそれが反省点。脚の状態は問題ない。自力。

　（3）新田祐大　内が空いたのでそこを突いた。バックで岩谷君が捲りに来ていると思って踏み過ぎてしまった。連日、しっかり踏むことはできている。菅田君。

　（4）中村圭志　山田君は中団を絶対確保すると思った。彼が郡司君の仕事がしにくいところで踏み込んでくれてスピードをもらった。日に日に状態は上向き。再度で山田君。

　（5）岩津裕介　岩谷君が頑張ってくれたおかげ。2日目は体が重かったけど、うまく修正ができた。郡司君へ。

　（6）坂本修一　木暮さんに入られてしまったけど、うまく立て直せた。最後は外を踏めているし良かった。連日、出来過ぎ。岩津さん。

　（7）菅田壱道　浅井さんをかわしたと思ったけど届いてなかった。自転車を微調整して伸び自体は悪くない。前で。

　（8）皿屋豊　打鐘から車間を切って脚はいっぱいだった。腰の痛みは若干引いていて、決勝はさらに良くなると思う。浅井君。

　（9）山田庸平　赤板で中団を死守できたのが良かった。脚をためて、踏み出しの感じはいい。自分で。