うれしいうれしい1着だ。2日目6R、長田頼宗(38)が3コースから捲り差しで突き抜けた。選手生活20年でやっとつかんだ格式高いダービー。「一発勝負では出られない自分にとってハードルの高いSG。それだけに思い入れがあります」と初1着に感慨深げだった。
肝心の機力の方も徐々に整ってきたようだ。「やりたい整備をやらせてもらって戦えるところまできた。まだ課題はあるので引き続き調整する」と手応えと課題を口にした。今回はダービージャケット着たSG仕様の蒲郡キャラター、トトマル人形が1着選手に贈られる。それを眺めがら「本物を着られたらいいですね」と語る長田。3日目以降も全力で頂点を目指す。