【福岡・auじぶん銀行賞】明日開幕!杉山裕也 難水面攻略するV候補筆頭

2023年10月30日 10:00

ボートレース

【福岡・auじぶん銀行賞】明日開幕!杉山裕也 難水面攻略するV候補筆頭
近況3連続優出中、好調キープする杉山裕也 Photo By スポニチ
 ボートレース福岡の「誰が勝っても福岡初優勝!auじぶん銀行賞」が31日から6日間の日程で開催される。冠名通りいずれも福岡初Vを懸けての参戦。難水面を乗り越えて誰が栄冠を手にするか注目だ。
 優勝候補筆頭には杉山裕也の名前を挙げたい。福岡は20年12月以来の参戦と少しブランクが空いたものの、通算3優出と水面に苦手意識はない。近況も3連続優出中で今年は11優出3Vと好調をキープしている。

 対抗馬は同じ愛知支部の野中一平。現在勝率7・02は今回参戦メンバーの中で最も高い。A1復帰も確定的。持ち味は何と言ってもスタートの切れ味だろう。今期平均スタートはコンマ11。特に4カド戦は1着率32%と高く、舟券的な妙味もたっぷりだ。

 金田諭も捲り勝ちが多いレーサーで福岡水面との相性は決して悪くない。近況は三国企業杯V、戸田準V、桐生Vとリズムは抜群。握って回れる乗り味がきていれば、4コースまでならどこからでも1着を狙える選手だ。

 不調に苦しんでいた後藤翔之はようやく復調気配。現在勝率は6・76まで上げてA1返り咲きは決定的だ。福岡は参戦機会が少なく、17年11月の周年記念以来、6年ぶりの参戦。当地通算3優出を記録しているように苦手水面ではないが、まずは水面に慣れるのが先決だろう。

福島勇樹は好不調の波が激しく、今期初めは絶不調。一時期は4点台まで勝率が落ち込んだ。10月に入ってからびわこ、下関で連続優勝と復調急。A1残留は厳しくなってしまったが、新期一発目から飛ばしていきたい。

 地元勢は安東幸治、稗田聖也、大賀龍之介が地の利を生かしてどこまで食らいつけるか。良機を引き当てて一矢報いたい。

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