準優1号艇で白星とはならなかった。11Rの吉田俊彦(45)は片岡雅裕に2コース差しを許して2着。レース後は「久しぶりにショックやなあ。逃げやすい向かい風に変わって、トップスタートを行けて余裕を持って冷静に回れたと思うけど、あんなに簡単に差されちゃうとは」と悔しそうに振り返った。ただ、優出切符は確保しているので、前を向くしかない。「気圧が戻ってくれれば力強さも戻ってくれると思う」と期待も口にした。現在賞金ランクは57位につけている。「どうにか2等くらい獲って(グランプリ)シリーズに行きたい」。SGの権利をつかむためにも、4号艇の優勝戦は一つでも上の着順が欲しい。それが優勝なら最高のエンディングだ。